「ジュピターへの旅: ホルストの『ジュピター』の不朽のメロディーを Cubase で再現」
今回のCubase作成の曲のタイトルは「Journey to Jupiter」です。イギリスの有名な作曲家ホルストの「木星」から広く知られる中間部のAndante maestoso部分をメロディーをCubaseで作成しました。
いつものように「新しい曲、やりましょうよ」となんちゃってピアニストの友人からデータが送られてきました。彼にわたしが、中学生の時の吹奏楽部の録音を聴かせたのがきっかけになったようです。
”なんちゃってピアニスト”の友人から送られてきたデータは、「Journey to Jupiter」となっています。彼の「Jupiter」のピアノ演奏は、私の持つイメージとは少し違っていました。そして彼の構想は、この美しいメロディーを「わたしのギター演奏」で録音するという厳しいものでした。ちょっと無理そうだったので”なんちゃってギタリスト”の演奏は、またの機会にということにして私なりにCubaseを使って新たな楽器を加えて作成することにしました。今回は、シンセボイスをメインにしてみました。Cubaseのシンセサイザーは、非常に高性能で種類も豊富です。ひとつひとつ音色を確認していくだけでも十分楽しめます。
そして”なんちゃってピアニスト”から送られてきたデータをわたしなりの解釈での修正作業をおこないました。DTMを使ってニュアンスを表現するのは非常に細かい作業です。わたしは、鍵盤楽器が弾くことができないのでなんちゃってピアニストの演奏したデータをひとつひとつ修正していくか、新しく手打ちでのデータ作りしかできないので結構、時間がかかってしまいました。
ホルスト作曲の「惑星より木星」は、冒頭の部分にも、以前のブログでも投稿していますが、中学生になった1973年にわけもわからず吹奏楽部入部してしまい、その年の吹奏楽コンクールの自由曲として演奏に参加した思い出の曲です。そしてこの曲は、中学、高校の音楽の授業で取り上げられるような有名な曲です。わたしも高校生時代には「惑星より木星」が音楽の授業でも取り上げられたのを覚えております。
そしてこの曲についていろいろとググってみますと
ホルストの「木星」は、彼が1914年から1916年にかけて作曲した組曲「惑星」の第4曲で、7つの惑星に対応した楽曲の一つです。この曲は、木星の神話的な性格やイギリスの国民性を表現したと言われており、華やかで陽気な音楽です。特に中間部のAndante maestosoのメロディーは、イギリスの外交官セシル・スプリング・ライス(1859年 – 1918年)が作った詩をつけて「我は汝に誓う、我が祖国よ」歌われる感動的で美しいメロディーです。このメロディーは、イギリスでは愛国の歌としても知られており、王室の式典やスポーツの試合などでよく演奏されます。また日本では、2003年に平原綾香さんが「Jupiter」というタイトルでカバーしたことで、一躍有名になりました。この曲は、作家・作詞家の吉元由美さんが日本語の歌詞を付けたもので、平原綾香さんの美しい歌声と相まって、多くの人の心を打ちました。
この透明感のある美しいメロディーをCubaseを使用してなんちゃってピアニストとともに作成しました。
もちろん、いつものように画像作成は「なんちゃってピアニスト」です。
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