Cubaseで ’70年代の名曲 ”Yesterday Once More”を制作、演奏

今回は、Cubaseで1970年代の名曲「Yesterday Once More」を作成してみました。

Yesterday Once More」は、1973年にカーペンターズが発表したシングルです。

チャート順位 アメリカ、イギリスで2位 日本5位 と大ヒットした曲です。

えっ、1位じゃないんだ...という感じです。

カーペンターズは、兄妹のグループで70年代に多くのヒット曲を生み出しました。

わたしは、ちょうど中学生の頃でラジオでよく流れていたのを覚えています。

まさにこの曲の冒頭の歌詞の部分、「When I was young I’d listen to the radio」です。

歌詞の内容は、当時は、理解していませんでしたが、歌詞の和訳を読み返してみると昔好きだった曲を聴くと思い出がよみがえってくるという内容でしょうか。年齢を重ねて若かった頃の曲を聴くと思い出が蘇ってくるというやつですね。特に10代の頃によく聴いた曲を聴くとなんともいえない気持ちになることがあります。

Yesterday Once More」もそのうちの1曲です。中学校2年生か3年生の頃、吹奏楽で演奏した記憶もあります。その頃、担当していた楽器は、チューバだったので多分、メロディーは、演奏しなかったような気はしますが、なぜか、冒頭のメロディーの部分は、当時、演奏したキーまで覚えています。フラット3つの”E♭”のアレンジだったと思います。トロンボーンにメロディーが振り分けられていてそれをまねて吹いていたように思います。

で、今回のアレンジのキーは、わかりやすくハ長調の”C”です。

なんちゃってピアニストの友人にみせてもらった譜面も”C”でした。youtubeとかネット上で検索してもkeyは、ほぼ”C”でした。

Cubaseで作成するにあたり友人とアレンジについて少し、話し合いましたが、メロディーも美しくコードもたいへん、わかりやすいコードだったのでシンプルに演奏することにしました。

アレンジについては、フリーのサイトでみつけたmidiのデータをベースを元にハーモニーを少し変更したり楽器の音源を自分好みにしたりいろいろと変更してみました。曲として完成されているのにわりと時間がかかってしまいました。

メロディーは、なんちゃってピアニストにも参加してもらい、わたしもギターで参加することにしました。先ほども書きましたが、たいへん、きれいなメロディーです。でも全然、美しく弾くことができません。ギター演奏もオクターブ奏法ができれば、かっこよくできるのでしょうが、全くできないのであきらめました。1973年にウエスモンゴメリーが生きていたら、この曲もオクターブ奏法でレコーディングしていたかもしれません。録音したデータにオクターブのエフェクターをかけてみることにしました。

しかし、演奏といえばピッキングを強くすれば、荒く聴こえ、弱くすれば、”もやっ”としてはっきりしないし、アタックが悪いのでフレーズによってばらつきが出てしまい音のバランスが良くありませんでした。結局wave音の録音をしたデータをフレーズごとに分割して録音バランスを修正に修正を加えました。また、ギターの演奏もなかなかエッジの効いた感じにならないのでなんちゃってピアニストの弾いたメロディーを重ねることにしました。しかし、録音されたなんちゃってピアニストにギターを合わせるのは至難の技です。なんちゃってピアニストには、申し訳なかったのですが、わたしの”ギターのノリ”にデータを修正することにしました。

構成は、イントロのあと、Aメロが、なんちゃってピアニストのsolo演奏(大幅にノリを変更しました)、Bメロは、Cubaseの演奏、そしてもう1回のAメロは、わたしのギターとなんちゃってピアニストのデュオ、最後のフェイドアウトの部分は、Cubaseの演奏のバッキングになんちゃってピアニストのアイディアを頻繁に入れることにしました。

早速、出来上がった曲に合わせて友人に動画をつくってもらいました。

冒頭の部分のセピア色のラジオの画像、”ナショナル製のクーガー2200”、当時は、この手のラジオで遠くのラジオ局の短波放送を聴くのが流行っていました。わたしも1973年発売の”ナショナル製のクーガー7”でラジオをよく聴いていました。なんとも懐かしい感じではないですか。

’70年代を思い起こす映像、そして学校のグランド、このグランドはもしや現在の...。

うーん、とても懐かしい感じに仕上がりました。

なんちゃってピアニストに感謝です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました