夏の日の恋 2024
今回は、Cubaseで夏の日の恋を作成、演奏させてみました。
秋も深まろうかという季節に夏のつくタイトルの曲をアップしちゃいました。
多くの人は、曲名は知らなくてもどこかで一度は、聞いたことのあるメロディーだと思います。
数か月前の盆休みにビールを飲みながらボーッとしていたら友人のなんちゃってピアニストからCubaseのデータが送られてきました。
「データを入力したので聴いてみてください。」とのことでした。どうせ、また雑なデータを打ち込んできてわたしに修正させる魂胆だろうと思っていましたが、まあ、わりとまともにデータを打ち込んでいるではないですか。彼も少しは進歩したようです。
と、盆休みの時期に仕上げればよかったのですが、ちょうど、楽譜の電子化に取り組んでいる時期でなかなか手がつけられず、季節外れとなってしまいました。
さてWikipedeiaによると
「夏の日の恋」(Theme from a Summer Place)は、1959年に公開された映画『避暑地の出来事』(A Summer Place)の主題歌。作詞はマック・ディスカント、作曲はマックス・スタイナーにより、ユーゴー・ウインターが歌った。
1960年にパーシー・フェイスによって録音されたものが、この曲の最も有名なバージョンである。1960年に9週連続全米ヒットチャートの1位を記録、1960年度のグラミー賞で、年間最優秀レコードを受賞した。年間最優秀レコードを映画主題歌およびインストゥルメンタル曲が受賞したのはこれが初めてであった。
とあります。
が、しかしこの映画も前回、Cubaseでつくった「The Way We Were」と同様、曲はよく聴いたことがあるけれども映画は、一度も見たことはありません。また、歌も一度も聞いたことがありませんでした。おそらくよく耳にしていたのは、パーシー・フェイスのオーケストラの演奏を聴いていたのだと思います。
夏の日の恋‘76というディスコバージョンもあり、YOUTUBEで聴いてみるとこちらもなるほど確かに聴いたことがある感じです。この頃は、やたら「ディスコなんちゃら~」が流行っていたような気がします。
パーシー・フェイスオーケストラの演奏は、ラジオとかどこかのカフェとかで何度も聴いて記憶に刷り込まれている感じでしょうか。
とても美しいメロディーです。冒頭のメロディーは、バイオリン以外は、想像がつかない感じです。
なんちゃってピアニストもどうやらパーシー・フェイスオーケストラの演奏をピアノで弾きデータにしたようです。
わたしのように手打ちでデータ入力をしないで済むのでピアノを弾ける人が本当に羨ましく思います。
というわけでほぼ、データ入力は済ませてあったのでリズムやベロシティー、クオンタイズ、音の長さなど修正を行いました。
送られてきたデータの音源はピアノのみでしたので音源を振り分けてみました。
パーシー・フェイスオーケストラの簡易バージョン的な感じだったので少し自由に音の振り分けを行いました。このように音の振り分けを自由にすぐできるのはDTMの楽しいところだと思います。
今回の音源も、BBCオーケストラをメインに使用しました。フリーで使用でき、楽しめる、ほんとうによくできた音源です。
ただ、DTMで弦楽器や管楽器を鳴らしていくと音の立ち上がりや音の切れ目等が気になってくるところです。
少し前からですが、いろいろ調べていくうちに弦楽器、管楽器の音の立ち上がりについての修正のしかたが少しですが、わかるようになってきました。
音の立ち上がりについては、いろいろとテクニックがあるようです。
そんなに難しいことはできないのでまずは、簡単な方法からやってみるようにしています。
発音を調整したいトラックを選択し、左の「インスペクタ」部分から「ディレイの具合」を調整するという方法です。
左へ動かすほど発音が早まり、逆に右の場合は遅れます。
単位は、ミリセカンド 1ミリセカンド=1/1000秒
うーん、細かい単位です。
音楽のテンポにもよるのでしょうが、どこまで感じ取れることができるのでしょう...。
しかし、実際にCubaseを鳴らしてみるとなんかメロディーがボヤっとしているというかいまいちピントが合っていない感じは、します。
思い切ってディレイをずらして感じるしかありません。“-800から+800”まで動くようです。
さすがに“800/1000だと8/10秒”なのでいかに鈍いわたしでも感じとることはできます。
ネットのどこかに“–100”くらいまでで調整すればと書いてあったのをみたので推奨の80%くらいでいいだろうと安易に“‐80”と設定してみました。
管楽器のパートも同様です。特にトランペットはトロンボーンの立ち上がりそして音の切れ目が気になるところです。
管楽器、特に低音パートを実際に担当しているわたしも常々、先輩方に指摘を受けるところです。「ジャストのタイミングで発音するのではなくコンマ何秒、早めの気持ちで発音しなさい。」と、「おっしゃている意味は、わかるのですが、・・・」といつも心の中で思っています。
Cubaseも全く同様のようです。
音の立ち上がりは、弦楽器同様ディレイ調整で行いました。しかし音の切れ目の管楽器の音を押す感じがどうもいまいちで気になりベロシティーなども調整してみましたが、あまり効果的ではないようです。とりあえず、音の長さを弦楽器より短めに設定してみました。
少しは、違うような….。
以上
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