あけましておめでとうございます。
正月っぽい曲をCubaseで作ろうと友人と話し合っていました。
正月といえば「春の海」これしかないでしょう。
「春の海」 Wikipediaより
春の海(はるのうみ)は、日本の箏曲家であり作曲家の宮城道雄が作曲した箏曲。ヴァイオリン版も知られるが、本来は箏と尺八の二重奏である。 新日本音楽を代表する楽曲である。日本では、小学校における音楽の観賞用教材として指定されているほか、特に正月には、テレビ・ラジオ番組や商業施設等でBGMとして使用されているため、今日では正月をイメージする代表的な曲の一つとして知られている。
日本人ならおそらく誰もが一度は、耳にしたことのある曲だと思います。しかし、この曲をDTMでやるにはハードルが高すぎる。ということで冒頭の部分のみをCubaseでつくってみることにしました。この部分だけでもう気分は、「THE OSHOUGATU」です。
音源は、HALionから”Koto”、尺八とも思ったのですが、BBC Symphony Orchestraから”Flute”を使用することにしました。
途中からのメロディーは、友人との合作になります。そしてそのメロディーにコードを付け加ました。
「春の海」は、日本の音階で作曲されている曲です。わたしたちなりにわかりやくにいえば、マイナーペンタトニックスケール的な感じでしょうか。ですからコード進行のキーに合っていれば、違和感がない感じです。
冒頭の「春の海」の箏の伴奏は、Em7、一発的な感じでしょうか。
そしてわたしたちの合作メロディーは、16小節の短い曲です。
コード進行はこんな感じです。
C△7 - E_ - A_ - E_
C△7 - E_ - A_ - C△7
F△7 - B_7 - C△7 - E_7
C△7 - F△7 - E_ - A_
コード進行は、非常にシンプルでCubaseのコードパッドを使用して感じのいいコードをチョイスしてみました。
Cubaseのコードパッドは、ふだんあまり使用しないのですが、楽器を使用しなくてもコードが探れるので非常に便利な機能です。
コードを付け加えたところでいつものようにBand in a Boxでサクッと伴奏を作ってもらいました。非常にいい感じで伴奏を作ってくれるので大変、重宝しています。
そしてテンポですが、「春の海」は、非常にゆっくりとしたテンポですが、わたしは、あまりこの曲をまじめに聴いたことがなかったので、テンポは、72bpmくらいだろうとデモのデータを友人に聴いてもらうと「もっと、ゆっくりっすよ!」と指摘をうけてしまいました。
YOUTUBEでいろいろ聴いてみると、なるほど、非常にスローです。
YOUTUBEで尺八と箏の演奏をいろいろと聴いたあとに72bpmのテンポだと非常に気ぜわしく感じます。不思議なもので一度、速く感じるともうずっと、速すぎると思ってしまいます。そこでスローなテンポで62bpmにしてみました。そして、われわれのオリジナルにつなぐときは、72bpmと少しテンポアップになるようにしました。もう少し速くてもとも思いましたが、曲の最後にまた「春の海」をもってきたかったのでやっぱりこのあたりかなと72bpmとしました。
このように最近覚えたCubaseのテンポトラックを使用すると曲に変化が生まれるのでいい感じです。
効果音は、「鈴の音」。これが、鳴ると、一気に「お正月」!
そして、動画は、お正月らしく「一富士二鷹三茄子」!
今年も宜しくお願いいたします!
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