今回、Cubaseで制作したのは、アントニオ・カルロス・ジョビン作曲の有名な「WAVE」です。ポルトガル語では、「Vou te Contar」というらしいです。よく知りませんでした・・・。
この曲は、学生時代にBig Bandでよく演奏しました。よく演奏した曲なのでメロディーは、頭に刷り込まれています。バディーリッチのバストロンボーンフューチャーのアレンジではありません。もっと簡単なアレンジでした。
Big Bandで演奏しやすいようにKeyは、”B♭”だったのを覚えています。
Youtubeとかで演奏されているのは、一般的に”Dmaj”で演奏されています。我が家にあった楽譜も”Dmaj”でした。
という訳で、「Key」は、一般的に演奏されている”Dmaj”に決めました。
曲の進行は、AABAの44小節、アナライズはネットを検索するといろいろな方が解説をしていただいているので勉強になります。
最初の12小節は、ブルースのようなコード進行だとか・・・なるほど・・・
Aメロの11~12小節目のブルーノートが印象的です。
そしてBメロ
Fの2-5-1、E♭の2-5-1といってまたAメロという進行
コード進行とメロディーは、なんとなくわかりました。
これをCubaseに打ち込むだけでは芸が無いとギターを弾いてみようと頑張ってみました。
Cubaseで作成する手順としては、一からつくるのはたいへんなのでBand in a Boxでカラオケを作成することにしました。
Bosa Nova の演奏スタイルでコード進行を入力と最初のコーラスはメロデイーをそして2コーラス目は、アドリブと3コーラス目はまたメロディーを演奏するというスタンダードな進行で入力を行いました。Cubaseで使用して音源をあてるのでMidi音源を選択しました。
Band in a Boxでバッキングトラックを作るとワンパターンではありますがサクッと作ってくれるので非常に助かります。
MIDIで保存してCubaseで読み込ませました。このあたりは、慣れた作業となってきました。
このCubaseをバックにギターをひたすら練習しました。コードの伴奏も練習しましたが、なかなかあいません。しっかりとしたナイロンギターのトラックがあったのでそれを素直に使わせていただきました。
Aメロ、Bメロを練習するにあたり自分の演奏しやすいポジションを探ってギタープロにメロディーを入力しました。いろいろなポジションで練習していくことで運指の勉強になりました。
ギターだけでは、残念な演奏になるのでなんとかごまかそうとでフルートとのデュエットで演奏することにしました。
自分の演奏のノリとCubaseの打ち込みを合わすににたいへん苦労しました。これは適当なところで妥協しないと終わりのない作業です。
そして問題の2コーラス目のアドリブをどうするか・・・。
ネットを検索しての演奏を参考にさせて頂きました。ギターの演奏もたくさんありましたが、結構、難易度が高く演奏できそうもありません。
Youtubeで検索した藤井泰宏先生のサックスの模範演奏が楽譜つきでありましたのでそちらを参考にさせていただくことにしました。とても勉強になりました。ありがとうございました。
アドリブコーラスはずっとギターで弾こうと思ったのですが、練習に時間がかかりそうだっとのでAメロを打ち込みBメロをギター演奏にすることにしました。
こんな形でなんとか3コーラス分の全体像は、見えてきましたが、ネットを検索すると「Wave」のイントロとエンディングというのがありましたので早速、これを拝借させていただきましたが、ピアノではなくてVoiceをあててみる事にしました。
なんか素敵な感じです。
バッキングトラックの途中の、ストリングスの部分もVoiceで重ねてみました。
今回のCubaseの作成では、録音したギターを修正することを学びました。またそれについては、別の機会に書いていきたいと思います。
動画作成は、最近メキメキと腕を上げてきた友人ピアニストがつくってくれました。
とても夏ポイ、いい感じです。
毎回、楽しい、動画をつくってくれるので助かります。
以上
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