音楽の時間 ー吹奏楽部の思い出ー はじめて見るヘ音記号 

音楽の時間 吹奏楽部の思い出ー はじめて見るヘ音記号と音楽の出会い
中学生になって音楽が苦手にもかかわらず吹奏楽部に入部するはめになりました。
近所の2歳年上の先輩に休日、学校に連れて行かれ練習を見に行ったのです。見るだけならとついて行きましたが、もうついていった時点でダメですね。もう入部は、決定的でした。
楽器は、体が大きかったのでチューバです。吹奏楽部あるあるかな。
入部してからわかったのですが、地方の中学の吹奏楽部でしたが、全国大会にも出場するような有名校でした。ですから、練習も厳しかったですね。先輩、後輩の関係もしっかりとしており、完全な縦社会でした。
私は、楽譜なんてほぼ読めません。でも中学生の吹奏楽部なんて楽譜が読めないとかリズムがわからないなんて関係ないんですね。もう、気合いと根性だけですね。もう、体育会系のノリです。
楽譜なんて毎日、やっていれば読めるようになります。実際に”ヘ音記号”なんて見たこともなかったのに読めるようになります。”ヘ音記号”の「ド」は、”ト音記号”の「ラ」が「ド」だよ。
ふ〜ん、「ラ」のところを「ド」で読むんですね。ところでどうして”ト音記号”と言うんですか?”ヘ音記号”って?

”ト音”からカタツムリみたいなやつをぐるっと回って書くので”ト音記号”と呼びます。”ト音”って五線の第二線の「ソ」の事です。ヘ音は、低音用の楽譜で五線の第四線の「ファ」の事です。
ここから記号を書くので”ヘ音記号”と呼びます。「ドレミファソラシド」が「ハニホヘトイロハ」なんですね。これもはじめて知りました。
でも「ハニホヘトイロハ」って古臭くないですか...。と思っていました。日本の音楽用語ではこれを使うんですね。(後にいろいろと学ぶようになり「CDEFGABC」「ツェー、デー、エー、エフ、ゲー、アー、ハー、ツェー」まで覚えるようになるのですが。)
なんとかヘ音記号のドレミがわかるようになりました。教則本をみながら練習します。最初はロングトーンです。でもこの「♭」なんですか?これは、半音下げる。「♯」はなんですか?これは、半音上げる。なるほどという感じです。「♭」のつく順番も「シミラレソドファ」と初めて教わりました。「♯」は、その逆、と・・・。もちろん「♮」も教えて頂きました。
楽譜がわからなくても、不思議と音は出たんですね。なんとか「ドレミファソラシド」もできました。これが、音楽との出会いでしょうか。

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