Cubaseで曲作り ーSAKURAー さくら Cubaseで演奏

 

2024年も早いもので3か月が過ぎようとしています。2024年の冒頭は、正月らしい曲という事で「春の海」を引用させていただきオリジナルのメロディーを加えた「初夢」というタイトルのCubaseで作った曲をアップさせて頂きました。なんちゃってピアニストの友人の動画もなかなかの出来だったと思います。「一富士二鷹三茄子」という事で鷹がなすびを掴んで富士山をバックに飛ぶというおめでたい絵をつくってくれたのが、1月です。

第2弾は、2月に「The Season Of Confusion  ー戸惑いの季節ー」というAIとの合作をアップさせていただきました。

そして2024年第3弾は、春の季節にピッタリの「SAKURA さくら」です。

私たちが幼いころは、桜の花は4月になってから咲いていました。最近では、地球温暖化ののせいでしょうか3月下旬には、桜の花はもう満開となります。まさに戸惑いの季節でしょうか。前回アップした「The Season Of Confusion 戸惑いの季節」は、そういうつもりでもないのですが...。

さて、今回の「SAKURA、さくら」ですが、この曲を作ったのは、昨年の6月です。桜のシーズンとは、大きくかけ離れた梅雨に入ったころです。

きっかけは、わたしの相棒のなんちゃってピアニストが、「雅な感じ」の曲を作ってみたいとピアノで弾いたMIDIデータを送ってきました。相変わらず、雑なデータでしたが、私とは違いオリジナリティーは、少しはあるようです。

いつもながら、彼のデータには、大きく時間を奪われてしまいます。彼の送ってきた曲のイントロは、結構長かったのですが、頑張って短めに編集しなおしました。音源は、日本らしくHALion Sonicでいろいろと探してみたら「NipponStyle」というのがありましたのでそちらををチョイスしました。「三味線と箏」のミックスされたような感じです。メロディは「雅な感じ」の詰まったまるで「何とかの子守歌」のように私には聞こえましたのでメロディの部分は、篠笛をイメージしてBBCオーケストラでフルートを選択しました。トランペットの音は、少しデッド気味にしたような気がします。いよいよ曲の中心となる雅となる部分は、「さくら さくら」です。「さくら さくら」の引用については、事前にわたしと相棒が決めていました。日本人ならば、誰しもが一度は耳にしたことのある曲ではないでしょうか。

 

wikipediaより

「さくらさくら」または「さくら」は、伝統的な日本の歌曲。日本古謡と表記される場合が多いが、実際は幕末、江戸で子供用の箏の手ほどき曲として作られたもの。作者は不明。もともと「咲いた桜」という歌詞がついていた。その優美なメロディから明治以降、歌として一般に広まり、現在の歌詞が付けられたものである。13小節目以降の違いで3通りのメロディがある。

1888年(明治21年)に発行された東京音楽学校の「箏曲集」に記載がある。日本の代表的な歌として国際的な場面で歌われることも多い。歌詞は、2つあるそうですが、歌ったことはあるのでしょうが、「さくら~♪さくら~♪」と断片的にしか覚えていませんでした。

歌詞

さくら さくらやよいの空は見わたす限りかすみか雲か匂いぞ出ずるいざや いざや

見にゆかん

さくら さくら野山も里も見わたす限りかすみか雲か朝日ににおうさくら さくら

花ざかり

「えっ、3通りのメロディ!?」...。そして歌詞には「やよい」とあります。やよいと言えば、3月です。まあ、新暦でいえば、3月下旬から5月上旬なのでやはり、昔は、もう少し遅く咲いていたのでしょう。

 

そしてこのメロディ奏でるのは、やはり箏でしょう。

HALion Sonicで[GM108]Kotoをチョイスしました。

 

さくらには、おきまりの「さくら~♪さくら~♪」の後に続く「ン・チャチャチャ」もしっかりと入れておきました。この「ン・チャチャチャ」がないとさくらにならないような気がします。

そしてイントロとエンディングの部分は、オートメーション機能のPANで音を思い切って左右に振り分けてみました。なかなか幻想的な雰囲気が出る感じです。

動画作成の相棒は、なんとも大正ロマンのような日本とさくらをイメージした「雅な動画」をつくってくれました。左右にPANを振るシーンは、異次元に行ってしまいそうな感じです。

 

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